CASE04_akiiin0様邸

CASE04_akiiin0様邸

「集い」も「プライベートタイム」も存分に楽しめる憩いの空間

結婚を機に、新居を構えたakiiin0さん。
ともに服飾関係の仕事に携わるご夫妻が選んだのは、ヴィンテージ&インダストリアルスタイルの住まいです。
照明から家具、雑貨など細部に至るまでセンスが光るこだわりの空間を訪ねました。

2つのスタイルが共存するLDK

高さのある天井と、ダイナミックな化粧梁が印象的なLDKがあるのは2階。高さがあるため、周囲の視線を気にすることなく窓を多く設置でき、光をたくさん取り込めるため、「昼間は、冬でも暖房がいらないくらい暖かいですよ」と奥様。夏場は窓を開け放てば、心地よい風がスーッと通り抜けるそうです。

リビング・ダイニングは、「ウッド×アイアン」の組み合わせが特徴的なヴィンテージスタイルに。ダイニングテーブルは、足踏みミシンをご自身でリメイクしたもの。

キッチンの木製カウンターは、ダイニングからは手元が見えない高さに。カウンターの下は、リビング・ダイニングの腰壁では縦貼りにしている羽目板を、あえて、フローリングの貼り方向に合わせて横張にしてアクセントとしつつ、カウンターと壁、床の一体感を持たせています。

一方、奥様こだわりのキッチン空間は、インダストリアルスタイル。ワークトップに加え、背面にある業務用の収納棚もステンレス製のものを選び、「愛着のある家電製品との相性もとてもいい」といいます。

キッチン空間でまず目に入ってくるのは、奥様が「気分も上がる」という艶のあるレッドカラー。面材が空間のアクセントにもなっているうえ、油がはねてもふきとりやすく、「手入れのしやすい素材で、とても気に入っています」。

バスルームは清潔感重視でシンプルに

LDKとは異なり、清潔感のある白でまとめたのはバスルーム。壁の一面のみダークブラウンにしてアクセントカラーに、雑貨類はモノトーンで統一してシンプルにまとめています。「使ってからわかったのですが、鏡やシェルフの位置が使い勝手のいい絶妙な高さなんです。その上、床は水はけがよくて乾きやすい!」。

「ついつい長湯してしまいます」という浴槽のお気に入りポイントは、中にある段差。「半身浴で長めのバスタイムを楽しむことができますし、反対側に座って足を乗せてリラックスもできるのもいいですね」。

仲間と集い、家族で憩う

入居後は、よく友人が遊びにくるようになったと奥様。「おもてなしのお料理を作るのが好きなので、ついついはりきってしまいます」。多い時は4家族、10人以上集まったこともあるとか。

友人が集いにぎやかに楽しく過ごす一方で、プライベートタイムでは、好みの音楽をスピーカーから流しながら本を読むなど、ぜいたくな"自分時間"を満喫しているそう。

「これから、もっともっと手をかけて、自分好みの空間にしていくのが本当に楽しみ」。そう語るご夫婦の笑顔から、いまの住まいに対する愛着度の高さがうかがえます。