21_事前にチェック!キッチンリフォームの失敗例と失敗しないポイント

キッチンリフォームをするときには、今よりも使いやすくなることを期待したいですよね。けれど、キッチンリフォームをしたあとに「前よりも使いにくくなった」、「失敗した」と、感じている方も少なくありません。

 

高額な費用をかけてリフォームをするのだから、後悔はしたくない方が多いと思います。

 

そこで今回は、キッチンリフォームの失敗例と失敗しないために確認しておくべきポイントを紹介します。失敗例から学ぶことは、とても大切です。最後まで目を通してみてください。

キッチンリフォームの失敗例

リフォーム後に「失敗した」と感じている方は、どんな部分を失敗したと感じているのでしょうか。まずは、キッチンリフォームでよくある失敗例から見てみましょう。

ワークトップの高さを考えていなかった

ワークトップの高さは、使いやすさに大きく影響します。身長に合わない高さを選んでしまうと、腰痛や肩こりの原因となり、「失敗した」、「使いにくい」と、感じてしまうでしょう。

 

自分の身長に合うキッチンワークトップの高さの目安は、以下の計算式で求められます。

 

身長÷2+5cm

 

たとえば身長160cmの方なら、「85cm」の高さがぴったりです。

ハウステックのキッチン「カナリエ」では、キッチンワークトップの高さは「80〜90cm」の間であれば、1cm刻みで調整できます。低身長の方も、高身長の方も、自分の身体に負担の少ない高さを選ぶことが可能です。

 

▶理想的なワークトップの高さについては、こちらのコラムも参考にどうぞ。

キッチンが全体的に狭くなった

キッチンのサイズが大きくなったことで通路幅が狭くなり「使いづらい」と、後悔している方も多く見られます。

通路が狭いと、家族でキッチンに立つときや、冷蔵庫の中のものを取るときに、ぶつかってしまう可能性があります。包丁や熱い鍋類を扱うキッチン内でぶつかるのは、とても危険です。

 

キッチンのサイズを選ぶときには、ゆとりをもった通路幅を確保することも忘れてはいけません。

特に通路が狭くなりがちなのが、冷蔵庫付近です。冷蔵庫の大きさや扉の開き方、キッチン全体の広さを考えながら、キッチンのサイズを選びましょう。

 

▶理想的なキッチンの通路幅については、こちらのコラムも参考にどうぞ。

家電用のコンセントが届かなくなった

リフォーム時にキッチンのレイアウトを変更した場合、家電用のコンセントが届かなくなってしまうことがあります。キッチンでは多くの家電製品を使うため、コンセントが届かないのは致命的です。

                                                  

コンセントはリフォーム時に増設や移動することが可能なので、レイアウトを確認しながら必要に合わせて増設や移動を検討してください。

キッチンリフォームで失敗しないために事前に確認すること

ここまでは、キッチンリフォームの失敗例を紹介してきました。紹介した事例以外にも、キッチンリフォームでは、さまざまなトラブルが起こっているのが事実です。

 

ここでは、キッチンリフォームで失敗しないために、確認しておきたい3つのポイントをお伝えします。

優先順位を明確にしておく

キッチンリフォームで大切なのは、「優先順位を明確にしておくこと」です。重視するポイントは機能性、デザイン、収納量、価格など、家庭で異なります。

 

キッチンは住宅設備のなかでも、選択肢が多い部分です。選択が必要になったときにも、あらかじめ優先順位を決めておけば迷うことはありません。機能性、デザイン、収納量、価格、それぞれのバランスを考えながら、優先順位を考えてみてください。

ショールームに行ってアドバイザーに相談する

カタログやホームページからキッチンのサイズは確認できても、実物を見てみなければ具体的なイメージは掴めません。失敗を防ぐためにも、一度はショールームに行ってみましょう。実際に展示してあるキッチンに立ち、商品を触って体験してみてください。

 

ショールームアドバイザーに、既存のキッチンに感じている悩みごとを相談すれば、理想のキッチンにリフォームするための提案を受けることもできます。展示してあるキッチンを見学しながら組み合わせを選べるので、リフォーム後のイメージが掴めるはずです

キッチン本体と周辺の寸法がわかる図面を用意しておく

ショールームに行くときには、キッチン本体と周辺の寸法がわかる図面を用意しておくと、打ち合わせがスムーズです。図面があれば、キッチン本体のサイズを決めるときにも役立ちますが、ガス、水道、電気といった、設備工事の必要性も確認することができます。

 

設備工事の有無によっても工事費用が変わってくるため、図面があれば、より正確な見積額を提示してもらえるでしょう。また、マンションの場合は、リフォームに制限がかかることがあるので、管理規約も併せて持参しておくと安心です。

 

図面がない場合には、メジャーを使ってキッチン本体と周辺の寸法を測り、コンセントや壁の位置を書いた簡易図面を作って持参しましょう。

まとめ

キッチンは毎日使う場所なので、使い勝手が悪いと、それだけで家事がストレスになってしまいます。せっかくリフォームをするのなら、使い勝手がよく、おしゃれなキッチンにしたいですよね。より希望に近づけるように、機能性やデザイン、収納量、価格などの優先順位をあらかじめ決めておくことが大切です。

 

もし、「どの部分を優先するか」悩んでしまったら、ハウステックのショールームには、キッチンスペシャリストの資格を持つアドバイザーがおりますので、気軽にご相談ください。

 

ショールームでは、実際にキッチンを見て、触って、体験することもできますので、ぜひハウステックのショールームへお越しください。