12_知っておくと便利!キッチンのゴミ箱の置き方や生ゴミの処理方法

 燃えるゴミや燃えないゴミ、プラスチックゴミや空き缶、生ゴミなど、キッチンで料理をすると多くのゴミが出る上、きちんと分別する必要があります。そのため、キッチンには複数ゴミ箱を置かなくてはならず、「どこに置いたらいいのか迷っている」「できるだけ生活感を出したくない!」と置き場や置き方に悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

 そして、キッチンのゴミといえば、生ゴミの処理も頭を悩ませる問題です。放置しておくと衛生的にもよくありませんし、悪臭や虫が発生する原因にもなります。

今回は、おしゃれでスッキリと見えるゴミ箱のおすすめの置き場や置き方、知っておくと便利な生ゴミの処理方法などをご紹介します。

キッチンのゴミ箱の置き方アイデア

キッチンにゴミ箱は必須アイテムですが、生活感をできるだけ感じさせないように、キレイに収納したい・置きたいという方は多いですよね。ゴミ箱の置き場や置き方を変えるだけでも、スッキリとした使いやすいキッチンに変えられます。そこで、ゴミ箱の置き場や置き方のアイデアを紹介します。

キッチンのゴミ箱

カップボードの下の空きスペースに置く

キッチンにカップボードを置いている場合、カップボードの下に空きスペースがあれば、そのスペースにゴミ箱を配置するのもおすすめです。空きスペースに収まるサイズのゴミ箱を選べば通路にはみ出ることもなく、キッチンの動線が悪くなることもありません。

カップボードの空きスペースに置く場合、キャスター付きや横から蓋を開けられるデザインなどのゴミ箱が使いやすくておすすめです。

カップボード下のゴミ箱スペース

システムキッチンや収納棚の引き出しに収納

システムキッチンに備わっている収納キャビネットや、収納棚の引き出しに収納する方法です。引き出しの中に収納すればゴミ箱を隠すことができるので、生活感をできるだけ出したくないという方におすすめです。

冷蔵庫横などの隙間に置く

冷蔵庫横に隙間スペースがある場合、収納として使うのではなくゴミ箱の置き場とするのもおすすめです。

横幅が狭いスペースでも、幅が小さいゴミ箱を選べば見た目もスッキリとし、生活感をあまり出さずに置くことができます。

縦長のスペースを活かして、3~4段の引き出しになっているようなタイプを選べば、「できるだけゴミを分別したい」という場合にも向いています。

リビングなどから見える場所に置く場合は・・

 リビングなどから見える場合は、スッキリとしたスリムなゴミ箱を選べば、圧迫感が軽減されます。

ただ、ゴミ箱は大きいものが多いため、スリムなゴミ箱でスッキリ見えても、どうしても生活感が出てしまいがちです。できるだけ生活感を出したくない!という場合は、周りのインテリアとなじむデザインや色のゴミ箱を選ぶのがおすすめです。引き出しの近くなどに置く場合は、引き出しがきちんと開けるか確認しましょう。

キッチンのゴミ箱

生ゴミの適切な処理方法

 「キッチンで出るゴミ」といえば生ゴミがありますが、適当に処理してしまうと、悪臭や虫が発生し不快感が増してしまいます。生ゴミはこまめに、そして適切に処理する必要があります。

水分を減らし、密閉した状態で捨てましょう

 生ゴミをまとめる時には、水分をできるだけ減らしましょう。水分が残っていると雑菌が繁殖しやすく、悪臭の原因になります。特に、食べ残しの生ゴミは水分を多く含んでいることが多いため、新聞紙や紙袋でくるむと、水分を吸収してくれます。生ゴミの水気が切れるように、穴の開いた生ゴミ用の袋や生ゴミ用ネットを使用するのもおすすめです。そして、生ゴミの臭いが部屋に充満しないよう、生ゴミを入れた袋の口はしっかり締めましょう。

生ゴミ処理での三角コーナー

【参考】生ゴミの処理に三角コーナーを使わない方法

三角コーナーは、調理中に出た生ゴミをさっと捨てられますが、容器自体の掃除をしなくてはいけません。さらに、シンク内に置いた三角コーナーは水がかかりやすいため、生ゴミを放置しておくと雑菌が繁殖しやすいです。

「三角コーナーの掃除をしたくない」「こまめに生ゴミを捨てるのを忘れてしまう」という方は、三角コーナーを使わない方法を試してみましょう。

 

三角コーナーを使わない場合、以下のような処理方法があります。

・牛乳パックに入れる

・新聞紙で包む

・ビニール袋に入れる

・ディスポーザーを使う

いずれの処理方法にしても、できるだけ水気を切ったり、調理の段階で生ゴミを水に濡らさないよう工夫をしたりすることで、悪臭や虫の発生を抑えることができます。三角コーナー以外の生ゴミの処理方法を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

ゴミの捨て方は自治体により異なりますので、お住まいの自治体の指示に従ってゴミ出しを行いましょう。

まとめ

キッチンに欠かせないゴミ箱は、置き場所を広く取るため、どこに置いたらいいか困ることも多いでしょう。生活感が出やすいアイテムのため、できるだけ目立たず、そして使いやすい場所に置くのがおすすめです。カップボードの下に置いたり、大きなゴミ箱を置く場所がない場合は、冷蔵庫横などの隙間に置ける縦長のゴミ箱を選んでみたりしてみましょう。

また、生ゴミは適当に捨てると、悪臭や虫の発生の原因になってしまいますので、放置せずにすぐ捨てることを心掛けましょう。

 

 ちなみに、ハウステックのシステムキッチン「カナリエ」では、キャビネットの収納部分にゴミ箱を置けるタイプもあります。

フリースペース部に専用のゴミ箱ワゴンを置けば、ゴミ箱をスッキリと収納できるので便利です。「なるべくゴミ箱を目立たせたくない」という方はぜひ参考にしてくださいね。

 

システムキッチン「カナリエ」のゴミ箱収納例

お悩みが多いキッチンのゴミ箱や生ゴミの処理については、自宅のキッチンに合うゴミ箱の置き方、最適な生ゴミの処理方法を選んで、より使いやすく便利なキッチンにしていきましょう。