11_家族で料理を楽しめる理想のキッチンとは?

最近、休日などに家族で一緒に料理を楽しむご家庭が増えています。家族で料理をすると、子どもにお手伝いの習慣が身に付いたり、家族の会話が増えたり、食について家族で考えられたりと、うれしいことがいっぱいです。ここでは、家族で料理を楽しめる理想のキッチンについてご紹介します。

家族で料理を楽しめるキッチン

左右から出入りが可能!料理やお皿を運ぶのもラクラクなアイランドキッチン

アイランドキッチンは両端が壁面から離れ、空間に独立した形で設置されているため、左右どちらからでもキッチンに入ることができます。キッチンを囲んで会話をしながら、コンロで調理をする人、洗いものをする人、食器を並べる人と、左右にスペースがあるため家族みんなスムーズな動線で作業ができとても便利です。家族同士がぶつかり合うことなく、スムーズな導線で料理を楽しむことができます。また、対面側から作業ができるのもポイントです。複数人での作業に向いているアイランドキッチンは、家族で料理を楽しむのにピッタリのキッチンです。アイランドキッチンを囲んで、家族団らんの楽しい時間を過ごすことができます。

2人で楽しく料理♩効率よく使えるL型キッチン

シンクとコンロが直角に配置されているL型キッチンも家族で料理がしやすいキッチンです。L字型なので導線が確保しやすく動きもスムーズ。作業スペースも広めなので2人で料理を楽しむのにピッタリです。コンパクトでも効率よく使えるL型キッチン、夫婦で料理をしたり、子どもとお菓子を作ったり、たくさん楽しみたいですね。

家族で料理を楽しめるキッチンづくりのポイント

大人がすれ違えるくらいの幅が理想です

家族同士でぶつかり合うのを防ぐための通路幅を確保しましょう。例えば、コンロを使っている人の後ろへ立ち、背面収納から食器を出す場合でもぶつからないくらいの広さを確保できるのが理想的です。大人同士がストレスなくすれ違うには、90cm~120cmの通路幅が適切とされています。体格や個人の感覚によっても適正な幅は変わってきますので、あらかじめシミュレーションしてみるのもよいでしょう。キッチンの奥行き65㎝、背面の食器棚は45㎝が一般的な寸法なので家の面積とも合わせて適切な幅を決めてみてください。

使いやすいゴミ箱の配置を考えましょう

料理中は食材の容器や袋、生ゴミなど、とにかくゴミがいっぱいでますよね。効率よく作業するためにはゴミ箱の配置が意外と重要なポイントです。家族で料理をする場合、どこで作業をしていても捨てやすい場所にゴミ箱を置けると便利です。例えば、キッチンの真ん中あたりにゴミ箱があると、キッチンで作業をしている誰もが捨てやすくなります。また、一番ゴミが出やすいシンクや作業スペースに近い場所にゴミ箱を置くのもおすすめです。料理中の作業や動きをイメージして、使いやすい場所に配置しましょう。

調理家電に合わせてコンセントの数や配置を考えましょう

見落としがちなのが、コンセントの数や配置です。冷蔵庫や炊飯器、オーブンレンジのようにいつも決まった位置で使う家電を見落とすことはあまりありませんが、使うたびに収納から出してくるような家電には要注意です。ハンドミキサーやフードプロセッサー、電気圧力鍋、フライヤーなど、最近はどんどん便利な調理家電が発売されていることもあり、キッチンは意外とコンセントを使う機会がたくさんあります。家族で料理をする場合、複数の調理家電を同時に使うことも出てくるでしょう。そのようなときに「コンセントが足りなくて使えない!困った!」といった事態を防ぐためにも、使用したい家電の数と使うための場所をイメージし、必要なコンセントの数と配置を考えておきましょう。

まとめ

家族で料理を楽しめるキッチンとして、左右からの出入りや対面側から作業ができるアイランドキッチンと、コンパクトでも効率よく作業ができるL型キッチンをご紹介しました。

家族で料理を楽しめるキッチンへのリフォームを考えている方は、今回ご紹介した内容を参考にキッチンを選んでみてはいかがでしょうか。

 

理想的なキッチンを選んだら、もっと使いやすくなるように、キッチンまわりも検討しましょう。通路幅やゴミ箱の位置を考えてスムーズな導線を確保、コンセントの数や位置も忘れずに。家族みんなで料理を楽しめるようにしましょう。

家族で料理をすることで夫婦や親子のコミュニケーションが増え、食事の時間がもっと楽しいものに。おうちでの時間がさらに充実したものとなりますね。

ハウステックでは、様々なご希望にお応えできるシステムキッチン「カナリエ」をご用意しています。アイランドキッチンやL型キッチンもありますので、ぜひ家族で料理を楽しめる理想のキッチンを見つけてください。