07_こまめな掃除でガスコンロをキレイに!汚れすっきり掃除方法と気を付けること

ガスコンロは料理を作る度に使うため、それだけ汚れが溜まりやすい場所です。しかし、毎回しっかり掃除することを面倒だと感じ、汚れをつい放置してしまう方も多いのではないでしょうか。ガスコンロの汚れを放置してしまうとこびりついてしまい、さらに掃除が大変な状態になってしまいます。

そこで、ここではガスコンロが汚れてしまう原因やガスコンロの掃除方法、掃除するときに気を付けることをご紹介します。

ガスコンロが汚れる原因は?

ガスコンロを掃除するためには、汚れの種類を知っておきましょう。ガスコンロに付着する汚れは、主に以下の3種類が挙げられます。

油汚れ

調理の際に飛び散った油や油煙による汚れです。

油汚れは都度、水拭きなどを行えば簡単に落とせます。しかし放置してしまうと汚れが積み重なり、こびりついてしまいます。

食品汚れ

調味料や飛び散った食品が付着してできる汚れです。

付着してすぐに拭き取れば落とせますが、放置しておくとこびりついて取れにくくなります。

また、食品汚れは時間が経つと酸化したり、炭化したり、変質してサビやガスコンロの変色の原因にもなるので注意が必要です。

焦げ付き汚れ

ふきこぼれなどによってガスコンロに付着した汁や油が、熱で炭化した汚れです。

長時間放置すると、汚れが蓄積し落としにくくなります。

特に小麦粉などのデンプン成分が含まれているカレーやシチューはこびりつきやすいため、時間の経過とともに落としにくくなってしまいます。

ガスコンロの掃除方法

ガスコンロの汚れは、長時間放置してこびりついた状態になると、落とすのが大変になってしまいます。そのため、できるだけこまめにお手入れをしましょう。

ここでは、普段から行いたい掃除方法をご紹介します。

トッププレート

トッププレートとは、ガスコンロ本体の天板のことです。ごとく(五徳)をセットするためのベース部分となります。調理中に飛び散ってしまう油汚れや食品汚れがつきやすい場所なので、汚れがこびりついてしまう前に拭き取ることを心がけましょう。

 

1.ガスコンロが冷めているのを確認し、ごとくとバーナーキャップを外します。

2.台所用中性洗剤や水を含ませた布で、汚れを拭き取ります。

3.乾いた布で、洗剤や水気を拭き取りましょう

五徳(ごとく)

ごとくとは、鍋やフライパンなど調理器具を置くための台を指します。

ふきこぼれによる汁や油などの焦げ付き汚れがつきやすい部分なので、ふきこぼれた汁や油は早めに拭きとりましょう。

 

1.ガスコンロが冷めているのを確認し、ごとくを外します。

2.台所用中性洗剤や水を含ませた布で、汚れを拭き取ります。

3.乾いた布で、洗剤や水気を拭き取りましょう。

バーナーキャップ

バーナーキャップとは、ガスと空気を調整するためのパーツです。

バーナーキャップに汚れが付いていると、点火不良などの原因になります。

特に、目詰まりがあるとトラブルが起こりやすいので、こまめにお手入れを行いましょう。

 

1.ガスコンロが冷めているのを確認し、ごとく、バーナーキャップの順に外します。

2.台所用中性洗剤や水を含ませた布で、汚れを拭き取ります。

3.乾いた布で、洗剤や水気を拭き取りましょう。

魚焼きグリル

魚焼きグリルはきちんと清掃せずに使うと、グリル内部に付着した油に火が付き、食材が燃えてしまう原因になります。

そのため、汚れを溜めずにこまめに清掃することが大切です。

 

1.グリルを最大まで引き出します。

2.両手でグリルをしっかり持ち、そのまま持ち上げながら外します。

3.焼き網、扉、受け皿を分解します。

4.分解した焼き網、扉、受け皿をそれぞれ中性洗剤で水洗いし、水気を拭き取ります。

5.焼き網、扉、受け皿を元のように組み立て、グリルにセットしましょう。

ガスコンロを掃除する時に気を付けること

ガスコンロは複数の部品から成り立っているデリケートな機器です。掃除の際には以下の点に気を付けましょう。

強くこすらない

汚れを拭き取る際には強くこすらないようにしましょう。力を入れ過ぎるとガスコンロに細かい傷がつき、傷に汚れが入り込んで取れにくくなる可能性があります。

特にトッププレートを掃除する際には、布やスポンジなどのやわらかいものを使うようにしましょう。

ガスコンロが冷めたことを確認する

掃除を行う際には、ガスコンロ全体が完全に冷めた状態で行いましょう。「ガスコンロが汚れたらすぐに掃除したい」と思う方もいるかもしれませんが、ガスコンロが熱いうちに掃除を行うと火傷の危険性があります。必ず冷めた状態で行いましょう。

掃除前にはガスの元栓を締める

掃除を始める前には、必ずガスの元栓を締めましょう。また、掃除が済んだ後は、ガスコンロを使い始める前にちゃんと点火するかどうかチェックすることも忘れずに。

まとめ

ガスコンロでよく見られる油汚れや飛び散った食品による汚れは、汚れた後にすぐ掃除をすれば簡単に落とすことができます。時間が経ってこびりついてからでは落とすのに苦労してしまうので、汚れたらできるだけ早めに掃除するように心がけましょう。

ただし、ガスコンロが熱い状態で掃除を行うと火傷をする危険性があるので、必ず冷めたことを確認した上で掃除をしましょう。

ハウステックのシステムキッチン「カナリエ」では、さまざまなガスコンロを用意しています。平滑性に優れ、汚れを楽に拭き取れる「ガラストップ付きコンロ」は、こびりついた汚れもすっきりと落としやすいだけでなく、見た目も美しいデザインです。

ガスコンロをできるだけ長持ちさせるためにも、できる範囲でこまめに掃除をしていきましょう。