石綿(アスベスト)の使用に関する当社の状況について

2005年09月16日

株式会社日立ハウステック
(現:株式会社ハウステック)

 

当社が現時点で把握している過去の石綿の使用状況を以下のとおりお知らせいたします。

 

(1)現在は石綿を使用した製品はございません。

 

(2)過去に部品の一部に石綿を使用した製品は下表のとおりです。これらは何れも非飛散性(成形品)で、かつ素材は露出しておりませんので人体への影響は殆どないと考えています。
石綿含有部材であるタイル仕様壁パネル用裏面補強材、キッチン関係不燃板は板状に固化され、また、製品組立用接着剤も硬化後固化状態にあることから、通常の使用条件では石綿の飛散する可能性は極めて低く、更に、熱機器で使用していたパッキンは空気中に露出させていないため、石綿の飛散する可能性は極めて低く健康への影響は殆どないと考えています。

 

(3)石綿含有部品を使用した製品の製造は、いずれも法律で石綿が禁止される以前に実施していたものであります。

過去の石綿含有部品使用状況

製品名 部品の使用状態・部分 石綿の種類 含有率 製造期間
浴室関係 浴室ユニット タイル仕様壁パネルの裏面補強材に使用 3% 1988~2001
浴室ユニット、浴槽 製品組立用接着剤に混練して使用 10~15% 1976~1988
壁貫通風呂釜用浴槽 製品組立用接着剤に混練して使用 10~15% 1979~1988
浴槽(ヒーティングバス) 水通路パッキンに使用 不明 1978~1990
キッチン関係 システムキッチン 不燃吊戸棚の側板、底板、フード幕板に使用 3~10% 1986~1992
集合住宅用キッチン 不燃吊戸棚の側板、底板、フード幕板に使用 3~10% 1981~1992
ミニキッチン 加熱調理器側サイドパネル、バックパネル、仕切板に使用 15% 1976~1996
ミニキッチン 天板に使用 15% 1976~1985
熱機器 ガスふろ釜、ガス給湯機 燃焼部・排気部接続パッキン、水通路パッキンに使用 60~90% 1976~1993
石油ふろ釜、石油給湯機 燃焼部・排気部接続パッキン、水通路パッキンに使用 70~90% 1984~1993
浄化槽 単独処理浄化槽 製品組立用接着剤に混練して使用 10~15% 1981~1988
合併処理浄化槽 製品組立用接着剤に混練して使用 10~15% 1973~1988
住宅 プレハブ住宅 外壁、軒天井、内装制限箇所(火気使用室)に石綿板使用 不明 1974~1978

製品の解体・撤去時のご注意

解体・撤去時には石綿含有部材が破砕され石綿が飛散する恐れがあります。解体・撤去時には「石綿障害予防規則(平成17年7月1日施行)」に基づき適切な対応を行ってください。

今後の対応について

石綿問題に関しましては今後とも行政、関連団体との緊密な連携の下、適切な対応及び情報開示に努めてまいります。

その他ご質問

その他ご不明な点がございましたら、お客様相談窓口までお問い合わせください。
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