高度処理型浄化槽『ハイバッキーKGRN型シリーズ』を6月16日より発売開始　家庭用合併浄化槽にBOD 20mg/L，T-N 20mg/Lの高度処理型を投入。

2008年06月16日

株式会社日立ハウステック（本社：東京都板橋区、社長：星田　慎太郎）は、処理性能を向上した高度処理型家庭用合併浄化槽を6月16日(月)に発売いたします。

新発売の家庭用合併浄化槽は、従来品の所期性能BOD20mg/Lに加え河川や湖沼の富栄養化の原因のひとつである窒素も除去するタイプです。

本商品の上市により、水源地など水質保全の向上を推進している地域への販売はもとより、一般地域においても家庭用合併浄化槽の高度処理化への転換を推進し、環境保全に貢献していきます。

• 処理方式を、生物ろ過方式から担体流動方式に変更しました。
• 当社従来品（KGR2型）と同サイズで窒素も除去できる高度処理
  （BOD 20mg/L，T-N 20mg/L）を実現しました。
• 消費電力量の10％削減を実現しました。（当社従来品比　5、7人槽）

• ブロワ用の空気配管を1本（従来方式では2本）にし、施工性を向上させました。
• 浄化槽本体にジシクロペンタジエンを使用し、対衝撃性を向上させました。

処理方式を担体流動方式に変更したことで、

• 複雑な流量調整作業が不要となり、維持管理作業が簡単になりました。
• 逆先作業が不要となり、ブロワのタイマー設定作業も不要となりました。

6月16日（月）に発売開始する本製品『ハイバッキーKGRN型シリーズ』を含め、弊社ホームページ内の環境設備Webページをリニューアルいたします。

• ▶環境設備のページへ

• ▶ハイバッキーKGRN型シリーズのページへ

• *価格：浄化槽本体のみ。