株式会社ハウステックと日化メンテナンス株式会社による株式移転による共同持株会社設立について

2011年03月11日

株式会社ハウステック
取締役社長　星田　慎太郎
日化メンテナンス株式会社
取締役社長　五十嵐　誠治

株式会社ハウステック（以下「ハウステック」）及び日化メンテナンス株式会社（以下「日化メンテ」）は2011年3月18日に開催する両社の臨時株主総会での承認を前提として、2011年4月1日を期して、株式移転により株式会社ハウステックホールディングス（以下「共同持株会社」）を設立（以下「本株式移転計画」）することについて合意致しましたのでお知らせ致します。

日本経済は2010年度後半から回復基調を取り戻しつつあり、2011年度も引き続き回復基調が続く見通しです。ハウステック及び日化メンテが事業領域としている住宅・建設市場の動向は、一時期と比較して回復基調にあるとはいえ新設住宅着工戸数は当面80万戸台の水準で推移する見通しであること、設備投資についても公共投資削減や企業の海外進出等により、本格的な回復期にあるとはいえない状況にあります。国内市場においては同業他社等との厳しい競争が続き、また今後当社が計画する海外事業においてもより厳しい競争が展開されるものと考えます。

ハウステックと日化メンテはこれまで親子会社の関係にあり、製造販売をハウステック、点検、保守業務を日化メンテが行うという役割関係にありましたが、上記のような市場動向を踏まえ、さらなる経営の効率化、市場動向に柔軟かつ迅速に対応できる事業展開を実行するため共同株式移転による持株会社を設立することに決定致しました。

• グループ全体が保有する経営資源を有効活用することにより、既存事業における事業拡大と新たな市場への進出、事業成長機会を高め、グループの企業価値最大化を目指す。
• 日化メンテを環境エンジニアリング事業会社と位置付け、国内外の環境事業の事業展開を推進する。
• 今後予想される急激な市場環境の変化に対応できる柔軟性を確保する。