家族の思い出と思いやりのある二世帯住宅

「家族の思い出と思いやりのある二世帯住宅」をコンセプトに設計した新築住宅です。

お施主様は、広くはない敷地ですが二世帯で薪ストーブを眺めながら暮らしたい、庭と駐車場と薪置場も確保したい、と希望されました。

玄関からＬＤＫまで続く土間に薪ストーブを設置。炉内に揺れる炎を眺める時間は、安らぎを覚える癒しの時間として楽しむことができます。

家族の集まるダイニング上部は吹き抜けに。２階の南東の窓から自然光が降り注ぎ、暖かい季節に窓を開ければ、１階から２階へ心地よい風が流れます。

２階へとつながる階段の手すりはアイアンです。視線が抜けるので実際より空間を広く感じ、明るく開放的なＬＤＫになりました。

床はオークの無垢フローリング、カウンターや家具はタモ材です。

キッチンは、オーク材と相性がいいディープグリーンの扉柄「パールリーフ」を採用しました。

部屋全体の雰囲気とも良く合い、アクセントとして目を引きます。

また、畳コーナーの天袋には旧宅の神棚の建具を再利用し、家族の思い出を新しい家に残しました。

バスルームは、ＬＤＫのインテリアに合わせて木目調の壁柄「グラシアノーチェ」を採用。

温かみのある空間となりました。

限られたスペースでもお施主様の希望をすべて叶えた満足いく空間づくりができました。

■システムキッチンマルーレ

間口：255cm

扉柄：パールリーフ

ワークトップ： ステンレス

■システムバスルームルクレ

サイズ:1616

壁柄: グラシアノーチェ(アクセント)・ウェーブホワイト (ベース) 

床柄：ミディアムグレー