26_二世帯住宅のキッチン、別々にする?共有にする?それぞれのメリットとデメリット

二世帯住宅を建てるときに悩むのが、水まわり設備を「別々」と「共有」のどちらにするかだと思います。それぞれにメリットとデメリットがあるので、両方を把握してから決めることが大切です。

 

そこで今回は、二世帯住宅でキッチンを別々にするときと共有にするときの、メリットとデメリットをお伝えしていきます。

キッチンを別々にするときに費用を抑える方法も紹介しますので、最後まで目を通してみてください。

二世帯住宅でキッチンを別々にする場合

キッチンを別々にするメリット

二世帯住宅でキッチンを別々にする大きなメリットは、「自分の好みに合わせたキッチン」を選べることです。

キッチンは住宅の中でも特に選択肢が多い設備です。その選択肢は、デザインや機能、ワークトップ(天板)の高さ、吊戸棚の有無など多岐にわたります。

 

キッチンに別々にするときには、これらをすべて自分に合わせて選べるため「使いやすい」キッチンを実現することが可能です。

また、料理を自分のペースで行えることも、キッチンを別々にするメリットではないでしょうか。親世帯と子世帯のタイムスケジュールが違う場合でも、それぞれの生活リズムを崩すことなく過ごすことができます。

キッチンを別々にするデメリット

キッチンを別々にすれば、自分に合うキッチンを選べることをメリットに挙げましたが、その分コストがかかってしまうことがデメリットです。

 

キッチンにかかる費用は住宅設備のなかでも特に高額で、100万円を超えることも珍しくはありません。そしてキッチンを2台設置するとなると、予算は一気に跳ね上がります。二世帯住宅を建てるときには、浴室やトイレなどの水まわり設備を別々にするか、共有にするのかも考えなければなりません。そのため、キッチンだけに予算を多くかけるのは厳しいという方もいらっしゃるでしょう。

 

よって、キッチンを別々にして設置するために多額の費用がかかってしまうことは、やはりデメリットです。しかし、費用をできるだけ抑える方法もあるので、詳しい方法は後ほど紹介します。

二世帯住宅でキッチンを共有にする場合

キッチンを共有にするメリット

キッチンを共有にするメリットは、親世帯と子世帯で家事を協力できることです。二世帯で食卓を囲むのであれば、食事の支度を当番制にすれば家事の負担は半分になります。

 

特に共働き家庭の場合には、食事の支度の負担が減ることは大きなメリットではないでしょうか。

さらに、キッチンも1台になるので、費用を抑えることもできます。

キッチンを共有にするデメリット

キッチンを共有するときには得られるメリットも多いのですが、いくつかデメリットもあります。

 

親世帯と子世帯でタイムスケジュールが違う場合には、生活音が気になってしまいます。反対に、キッチンを使いたい時間が重なると、自分のペースで家事が進まないことがストレスになってしまうかもしれません。

キッチンは別々でも費用を抑えたい場合

2台のうち1台はコンパクトキッチンにする

2台のうち1台を「コンパクトキッチン」にすれば、システムキッチンを2台設置するよりも費用を抑えることが可能です。

キッチンを2台とも1階に設置する

二世帯住宅の場合、2階にキッチンを設置するケースが多くみられます。しかし、キッチンをはじめとした水まわり設備を2階に設置するためには、重量に耐えられるように、補強工事が必要になることも。

さらに、給排水工事なども大掛かりになってしまうため、全体的に工事費用が高くなってしまいます。

 

左右分離タイプの二世帯住宅の方は、1階にキッチンを設置することを検討してみてください。

まとめ

キッチンを別々にする、共有にする、どちらにもメリットとデメリットがあります。もし、費用面で悩まれているのであれば、今回紹介した「コンパクトキッチン」や設置場所を1階にすることで費用を抑えることが可能です。

 

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