19_キッチンのレンジフードの耐用年数や交換を検討するタイミング

ほぼ毎日使用するレンジフードですが、その耐用年数について考えたことがある人は少ないのではないでしょうか。

レンジフードは、毎日使っているうちにホコリや油が溜まったり、サビが出たりするため、経年劣化で故障する場合があります。

今回は、キッチンのレンジフードの耐用年数や交換を検討するタイミング、長く使うために大切なことについてご紹介します。

レンジフードの一般的な耐用年数は?

レンジフードには耐用年数があり、時期が来たら交換を検討するのがおすすめです。

使い方や使用環境などによって変わってきますが、一般的な耐用年数は約10年とされています。場合によっては、10年未満の使用でも不具合が起こることもあります。

レンジフードは突然止まることもあれば、徐々に換気能力が低下することもあるため、不具合を見逃さないようにすることが大切です。メーカーごとに設計上の標準使用期間が設定されている場合もあるので、まずはお使いの取扱説明書などを確認してみましょう。

レンジフードの寿命

レンジフードの交換を検討するタイミング

以下のような不具合が起こったら、そのまま使い続けるとさらに悪化し故障してしまうおそれがあります。そのため、不具合が起こり始めたら早めにメーカーや修理業者などの専門家に相談をすることが大切です。

白いフード シロッコファン 薄型デザイン

運転音がおかしい

レンジフードの運転音がおかしければ、経年劣化による異常かもしれません。

レンジフードから異常音が聞こえたら、事故防止のためにも使用をやめ、まずはメーカーへ相談しましょう。

換気能力が低下している

「壁や天井が油っぽい」「キッチンに臭いや煙がこもりだした」などが見られる場合、換気能力が低下している可能性があります。一度掃除をして、換気能力が戻るか確認しましょう。

ガタガタと振動している

運転時に異常なほど振動している場合は、事故防止のためにも使用をやめ、まずはメーカーへ相談しましょう。

レンジフードを長く使うために定期的に掃除をしましょう

時間が経ってしまうと油汚れなどがこびりついて取れにくくなってしまうため、レンジフードはこまめに掃除をすることが大切です。

ただ、レンジフードの掃除は面倒に感じ、なかなかこまめには出来ないという人も多いですよね。

最新のレンジフードは、技術の進化によりお手入れが簡単になっています。表面がフッ素コートされておりさっと拭くくだけでキレイになるものや、ワンタッチでファンの着脱が出来るもの、自動で汚れを集めてくれるためこまめな掃除が必要ないものもあります。

もし古いレンジフードを使っている場合は、レンジフードの交換を検討してみるのもおすすめです。

まとめ

レンジフードの耐用年数は10年ほどですが、耐用年数に達していなくても、異常な音がしたり、換気能力が弱っていたり、運転時にガタガタと振動したりする場合は、交換を検討するタイミングと言えます。

このような不具合が起こったら、思わぬ事故を防ぐためにもまずは使用をやめ、すぐにメーカーへ相談しましょう。

全く動かなかったり、動いてもすぐに止まったりする場合は、寿命を迎えている可能性が高いです。

料理をする際には欠かせないレンジフードだからこそ、定期的に掃除をおこなうことが大切です。

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