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キッチンの水栓は料理や洗い物など、毎日の作業には欠かせないものです。毎日使うものだからこそ、使いやすいものを選びたいですよね。
そこで、ここではキッチン用水栓の操作方法やスパウト(吐水口)形状、吐水の種類についてご紹介します。
吐水量や温度調節の操作方法は以下の種類が主流です。
1つのレバーハンドルで吐水量や温度調節を操作するタイプです。レバーハンドルを上下に動かすと吐水や止水、水量の調節ができます。また、左右に動かすことで温度を調節します。
片手で操作性が良く、一般的にも最も多く用いられている水栓です。デザインやバリエーション、価格帯が広く、さまざまなものから選べるため、人気があります。
(写真はハウステックカナリエ「シングルレバー水栓」)
水と湯の開閉ハンドルが別々にあるタイプです。使いたい水量と温度を調節する場合には、水と湯のハンドルをそれぞれ開き調節する必要があります。
水量や温度を調整するには使いづらいですが、構造が単純なため壊れにくいのがメリットです。また、修理も比較的容易に行えます。
水栓の先端などに付けられたスイッチで吐水・止水するタイプです。手が汚れているときでも手の甲や手首で、スイッチを軽くタッチするだけで吐水・止水ができます。レバーをひねるよりも簡単に操作できるので、使っていないときはすぐに水を止めることができ、節水もしやすいです。
センサーに手をかざすだけで吐水・止水するタイプです。
手をセンサーにかざすだけで、水栓に触れることなく吐水・止水ができます。操作が簡単なので、節水もしやすいです。
(写真はハウステックカナリエ「タッチレス水栓 ナビッシュ」)
見た目の印象が決まるスパウト(吐水口)形状は以下の種類が主流です。
グース(ガチョウ)の首が曲がったような形をしていることから名づけられました。丸みを帯びているため、やわらかい印象を与えます。水栓の形がシンプルなので掃除がしやすいことも特徴です。デザイン性の高いキッチンにしたい方におすすめです。
(写真はハウステックカナリエ「グースネック・シングルレバーシャワー水栓」)
見た目はグースネックに似た丸みを帯びたデザインをしていますが、根元から自由に方向を動かせるのが特徴です。向きが変えられるため、他の水栓に比べて高さがあります。存在感のある水栓が欲しい方におすすめです。
ただし可動域が広いため、動かすときには水栓の周りに物がないか確認しましょう。
スパウト(吐水口)がまっすぐ伸びているタイプです。手ごろな価格の物が多く、シンプルなデザインが特徴です。
(写真はハウステックカナリエ「シングルレバーシャワー水栓」)
L字はスパウト(吐水口)が写真のようにL字型になったタイプ、U字タイプはスパウト(吐水口)の先端部分が下に伸びてU字型になったタイプです。どちらもシンプルなデザインとなっています。
(写真はハウステックカナリエ「シングルレバーシャワー水栓 グローエ ミンタ」
吐水にも種類があります。吐水の種類を切り替えられる水栓もありますので、使いたい吐水ができる水栓を選びましょう。
【整流】
水がまっすぐ出てくる吐水です。鍋に水を溜めたりお湯を沸かしたりしたいときなど、水を溜めたい時に早く溜まるため、時間の節約になります。
【シャワー】
シャワー状で広範囲に放水できる吐水です。広範囲に水があてられるので、食器や食品を洗う際に、時間の節約や節水に繋がります。
【泡沫】
吐水中に空気を混ぜた、肌当たりのやさしい吐水です。シンクやお皿に水があたったときでも水ハネしにくいため、水が飛び散りにくいのが特徴です。
キッチン用水栓は操作方法やスパウト(吐水口)形状などによってさまざまな種類に分けられます。それぞれ異なった特徴がありますので、まずは何を優先するのかを事前に決めておきましょう。
ハウステックのシステムキッチン「カナリエ」では、さまざまな機能や形の水栓からお選びいただけます。節水効果の高い水栓や浄水器を内蔵した水栓などもありますので、最適な水栓を見つけてくださいね。
キッチン用水栓は日常的に使うアイテムなので、機能や形はもちろん、使いやすさやお手入れのしやすさなども考慮して選ぶことをおすすめします。