08_キッチンリフォームはいつが最適?耐用年数とリフォームを検討するタイミング

キッチンをリフォームするタイミングは、いつ頃が最適なのでしょうか。毎日の生活を送る中で使用頻度の高い場所だけに、キッチンの耐用年数や経年劣化などについて知っておきたい人も多いのではないでしょうか?また、快適で使いやすいキッチンに変えたいと思っていても、「まだ使えるのに、リフォームをしてもいいのかな?」と疑問に感じることもあるでしょう。

ここでは、一般的なキッチンの耐用年数や、リフォームを検討するタイミングについて紹介しています。

一般的なキッチンの耐用年数は?

キッチンの耐用年数は、おおむね10年から20年とされています。

10年から20年と年数に開きがあるのは、使用頻度や使い方、製品自体の耐久性によって異なる場合があるからです。

10年を待たずに不具合が出る場合もあれば、10年以上経過していても問題なく使えるケースもあります。

また、キッチン本体、ガスコンロやレンジフード、シンクや水栓などすべてが不具合を起こすわけではなく、一部分だけ経年劣化することが多いです。

リフォームを検討するタイミング【経年劣化が見られる場合】

今のキッチンを使い始めて10年以上経過しており、何らかの不具合を感じる場合には、リフォームを検討するべき時期に入っていると考えてよいでしょう。

水栓まわりに不具合があるとき

水栓のレバーや取付元から水がにじむ場合は、経年劣化によるダメージが原因となっている可能性があります。

パッキンなどの部品交換で解消するケースもありますが、耐用年数を超えたキッチンでは部品の供給年数が過ぎており、修理対応が難しいことも考えられます。

特にマンションやアパートの場合、水まわりのトラブルは階下へ迷惑をかけてしまう可能性も高まりますので、修理が難しい場合にはリフォームを検討しましょう。

レンジフード(換気扇)から異音がするなどの不具合があるとき

レンジフードを回すと異音がする、前よりも音がうるさいと感じる場合は、ファンの汚れを掃除すれば収まることもあります。しかし、掃除をしても異音が直らない場合は、内部がサビているなど経年劣化が原因である可能性が考えられます。

ガスコンロの火が付きにくいなどの不具合があるとき

ガスコンロの火が付きにくい、火の色が変化した、前よりも火力が弱くなったと感じるなどの不具合が見られる場合には、経年劣化の兆候と考えられます。

ガスコンロの不具合をそのままにしておくと、ガス漏れなどによる火災を招いてしまうおそれもあるため、メーカーへ点検を依頼しましょう。

掃除をしても汚れやキズが目立つとき

シンクやコンロまわりにサビや油汚れなどがたまっていると、掃除をしてもなかなか汚れが取れないことも多いと思います。また、キッチン収納棚の扉が黄ばんだり傷ついてしまったりしていることもあるのではないでしょうか?

外観の見栄えが悪くなってしまっている場合も、キッチンリフォームのタイミングです。

古くなったキッチンは見栄えが悪くなってしまうだけでなく、料理をするモチベーションが下がってしまいキッチンに立つのが億劫に…ということもあるかもしれません。

最新のキッチンは掃除もしやすく、耐久性にも優れたものが開発されています。

アイランドキッチンのようなスタイリッシュなデザインのキッチンもありますので、今までとはガラリと変わったおしゃれな空間にリフォームすることも可能です。

リフォームを検討するタイミング【機能性をアップしたい場合】

今のキッチンを使い始めて10年以上経っていない場合でも、毎日使うキッチンだからこそ、「なんだか使いにくいなあ…」と感じることもあるかもしれません。機能性をアップしたいと考えたときも、リフォームを検討するタイミングです。

使い勝手が悪いと感じるとき

キッチンで料理をする際の工程で、シンクから食器棚、冷蔵庫から作業台までといった動線が悪いと、料理や掃除に余分な手間と時間がかかってしまいます。

また、身長に対してシンクやコンロの高さが合っていないと、無理な姿勢で作業を続けることになり、腰や腕に負担がかかることも…。

「使い勝手が悪い」と感じながら使用し続けると、精神的な苦痛だけでなく、身体にも思わぬ不調を引き起こしてしまうおそれも考えられます。

キッチンは毎日立つ場所だからこそ、スムーズな動線、最適なキッチンの高さで作業ができるようリフォームを考えてみましょう。

収納や作業スペースが足りないと感じるとき

「家族が増えて食器の収納スペースが足りなくなった」「複数人で料理をするようになって作業台やコンロが手狭になった」など、収納や作業スペースが足りないと感じている人も多いのではないでしょうか?

収納スペースが足りないと、ものがごちゃごちゃして作業がしにくくなったり、作業スペースが狭いと料理をするのに時間がかかってしまったりなど、苦労してしまいますよね。

収納や作業スペースが足りないとストレスを感じる場合、キッチンの使用頻度や生活スタイルに合わせてどのようなキッチンが理想的か、リフォームを検討してみましょう。

まとめ

キッチンの一般的な耐用年数は、10年から20年とされています。この耐用年数を一つの目安として、水栓まわりやレンジフード、ガスコンロに不具合があったり、掃除をしてもなかなか汚れが取れなかったりと、今使っているキッチンに経年劣化を感じているようであればリフォームを検討するのがおすすめです。

経年劣化を特に感じていなくても、使い勝手が悪かったり収納や作業スペースが足りなくなったりしている場合も、どのようなキッチンにリフォームできるか検討してみると良いでしょう。

ハウステックでは、清掃性がアップするはっ水・はつ油コーティングのワークトップやシンクを備えたシステムキッチン「カナリエ」をご用意しています。キッチンの高さも身長に合わせて1cm刻みで選べますので、自分の最適な高さを選ぶことが可能です。毎日のお手入れも手軽になり、身体に負担の少ない快適なキッチンライフを送れるでしょう。

理想的なキッチンに生まれ変われば、毎日の料理、掃除などが今よりもぐっと楽になります。今のキッチンに経年劣化を感じていたり、使い勝手で困っていたりする人は、ぜひキッチンリフォームを検討してみてはいかがでしょうか?